illustratorCCを最新の2020に更新しました
illustratorCCのサブスクリプションプランに登録してからしばらく経ちましたが、
いつ頃からかillustrator2020という新しいバージョンになっておりまして。
お客様にも「ご入稿はCCまでバッチリ対応してます♪」とお話ししておりましたが、今までのillustrator2019では、同じCCなのに
「このデータは新しいillustratorで作成されています」と表示される状態。
データを安全に処理することができなかったため、お客様にバージョンダウンで「CC(レガシー)」にして下さい。とお願いすることが度々出てきておりました。
んがっ!ついに当社もillustrator2020にバージョンアップ!
やりましたっ!色々お手間をお掛けした皆様、大変申し訳ありませんでした!もう大丈夫です!ガンガンご入稿下さい!お待ちしております!!!
今回のアップデートは「サブスクリプションならサッサとアプデしとけよ。」という単純な話では無かったのでございます。
理由は2つありまして
1.OSをメチャクチャトラブル多いと評判のCatalinaにしなければならない。
2.使用できるアプリが32bitから64bit対応になり、使えなくなるアプリが出てくる。
というメチャクチャ憂鬱な課題があったからなのです。
まぁ、OSトラブルについては貴重な人柱の方々の貢献(?)によって流石にアップルもある程度改善しているだろう…という性善説を信じるとしても、アプリが使えなくなるというのが一番課題だったのですね。
当社の場合、使えなくなるアプリはただ一つ。(それも最悪の一つ。)
だったのです。
入稿されたデータをillustratorで印刷するために、色と色の重ね部分を作ったり加工に必要な情報を追加する編集を経て最適化していくのですが、製版工程に渡す直前にAcrobat PROでキチンと意図したデータになっているか、色ごとに状態をプレビューする欠かすことの出来ない工程で使うアプリなのです。
これ、パッケージ版で購入していたのにアップデートするとサブスクリプション対象になって月額課金されていくんです。。。
その額…毎年約2万円。デカい。
しかも年間契約料金は更新時に変更されることがあります。・・・との規約が怖すぎる。
社長にアップデートすべきか相談すると
『金額の話も大切だけどお客様に安心してデータ入稿頂ける方が大事だろ。』
と鶴の一声でアップデートする方針に切り替えた次第です・・・
まぁ、Adobeさんの方針が完全にサブスク化してきているので
もう大きな流れに身を任せていくしかないのでしょうが…。。。
illustratorのバージョンアップに任せて今まで費用掛かってないところまで課金されてくるなんて何かハメ技っぽいな。。。と何かシャクで二の足を踏んでおりました。
本日より全てのバージョンでご入稿頂ける状態となりましたので、引き続き当社ご贔屓の程、宜しくお願い致します!!!