FACTORY NEWS 〜サーボモーター交換編〜
先日当社へ中古の機体として仲間入りしてきた志機 CL-220。
印刷ユニットからギアの噛み込みまで、
不具合が出ているところを全てバラしてメンテナンスしたものの、
どうしても1ユニットだけモーターの異音が治らない。
機械メーカーさんに症状を具体的に相談したところ、
サーボモーターの修理、もしくは交換が必要という結論に。
『部品メーカーのサービスマンが行くと出張費とかで高くなりますし、
部品送っときますんで御社で交換しといて下さい〜。』
流石にお付き合いの長い機械メーカーさん。
阿吽の呼吸で部品だけ送ってもらうことになりました。笑
本日着でサーボモーターが送られてきて、
工場長が30分ほどで交換作業を完了。
サーボモーターが固定されているプレートを外す前に
機械メーカーさんにバラし方を確認したところ
プレート外す前に機械内循環オイルを抜く必要があることを聞かされておらず、
危うくオイルが電気系統にかかるところだったとのこと。
どれだけイジり慣れている機械でも怪しかったら確認が必要ですね!
危機一髪で一大事を回避!!!笑
折角なので作業中の写真を撮りたかったのですが、
声をかけてもらう間もなく…終わっていた。。。
新品のサーボモーター。しっかりキレイに収まっていますね!
交換後の試運転してみようと電源を入れてみるも…
全く音がしない。。。
動いてないのかと思って覗き込んでみたら、ものすごくスムーズに回転してた!
今までの挙動がおかしくて異音だらけだったんですね。笑
流石新品は動きも滑らか。
これでやっと本来の能力を全力で発揮してもらえるというものです。
床には取り外された旧サーボモーター。
メンテナンスがキチンとなされていなかったせいで負荷が高く、
本来の寿命よりも圧倒的に短命。何だか可愛そうでした。
今まで酷使されていたサーボ。お疲れさまでした。
ともあれ、これでようやく完全体になったCL-220。
中古機体として入ってきた時は本当にボロボロの状態だったけど、
これでいよいよ本当に当社仕様の一台に仕上がりました!
この機体が入ってからずっと担当しているスタッフの腕も
このところ工場長が認めるまでになってきて
機械も担当者もいい感じになってます♪
当社に入ってきてから手間暇かけて蘇らせたこの機体が
健康体のままガンガン活躍してくれることを心から願っています!