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カボス狩り

今日は印刷機を止め、オペレーター達とともに大分県名物「カボス」の収穫へ行ってきました!

当社ではこの時期になると、社長の祖父が育てていたカボスを収穫しに行くという恒例の行事がある(入社前に聞いていなかったよ・・・)のです。

大分県に来てまだ数ヶ月のワタクシ、このイベントを皆様にお伝えするために初参加してきました!!!

収穫とだけ聞くと綺麗に実ったカボスを収穫するお手軽なイメージですが、

「完全無農薬で自生している野生のカボスなんよな・・・」

「まず草刈りから始めんと収穫どころじゃねぇんよ・・・」


と、長年勤めている先輩の話を聞くだけでは全く想像もつかない・・・。

野生のカボスに思いを巡らせつつ車で片道1時間。着いた先は、静かで自然豊かな土地。
見渡す限り一面が稲刈りを待つ稲で金色に覆われた田んぼが広がっている。涼やかな虫の音が秋を感じさせてくれる。絵に描いたような田舎の風景だ。

先輩社員が手際よく収穫の準備をする中、はじめてきた土地に慣れずソワソワするワタクシ。それを見かねて工場長が


「そんな気ぃ張らんでええけんの(笑)」

と声をかけてくれて少しリラックス。
ソワソワしていたワタクシも何か手伝おうと荷下ろしを手伝いつつ、日焼け対策でタオルを首に巻く。社長もオペレーターも会社での姿とは一変し、一気に農業を営んでいるような姿へ。
何というトランスフォーム!本業感すらにじみ出ている。

かつてガチ農業で使われていた納屋にあるコンテナを出し、軽トラに荷物を積んだら収穫場所へ向かう。出発前に会長が脱輪に気をつけろと何度も繰り返していたが・・・これが道?と疑うような轍の跡をガンガン進んでいく。


プスンッ!というエンストともに到着した先は・・・

\本当に草木が生い茂る場所でした/

(田舎育ちじゃなかったら腰引けてた・・・)

作業開始の合図も無く、まるで決まっていたかのように草刈り班と収穫班に別れ作業は始まった。

(草刈り工場長)


青々と実ったカボスはとても美味しそうな香り。早くも持ち帰って食べたい気持ちが盛り上がってしまいました。枝には立派な棘が生えていてビックリ、痛いのが嫌いなワタクシは棘を華麗に避けながら収穫に没頭してしまいました。フフフ。。。


収穫を始めてしばらくすると、カボス畑の出入り口を塞ぐように倒れていた大きな倒木を除去する作業に。集合の合図がかかり倒木のもとへ行くと、社長が大きなのこぎりを手に倒木を切っていた。倒木を運び出しやすいように何故か笑顔で切り分けていく社長・・・



本当に印刷会社の社長なのだろうかと目を疑ってしまうほど様になっていました(笑)



(まるで林業)



(ワッセワッセと木々を運んでいく本当は印刷会社のオペレーター達)


皆の力を合わせて安全な道が開かれました!!!(よかったあああ〜・・・)

ワタクシ、本当に見ているだけだったのですが、写真撮影と応援で広報としての責務は全うできたかなあと思っています(汗)


収穫したカボスを積んで帰社すると16時に。
農薬も手入れもされていないカボスはうっすら汚れていたり、蜘蛛の巣がかかっていたり。うっすら付いた汚れを落とすべく定時まで皆でカボスを磨きあげました。


収穫に行かなかった社員もゾロゾロと集まり、美味しそうなカボスを見て目をキラキラさせていました。きっと夕飯のメニューを思い浮かべながら見ていたはず・・・



(小さいカボスをもらって喜ぶ営業のKさん)



年に一度のカボス収穫はこれにて一旦終了!何だか社内全体に秋が訪れたような気がします。






▼▼▼あとがき▼▼▼


収穫の手伝いをした瀬戸内生まれのワタクシは、カボス自体食べたことがなかったのですが、オススメの食べ方をいくつか教えてもらい、手軽なやつから試すことに。
なんと酎ハイに絞って果肉のままグラスに沈めるだけ!


「んんんっ、うまああああ〜〜〜〜!!!」


レモンほどキツイ酸味じゃなく、独特の甘みもあって柑橘類のいいところを詰め込んだような美味しさ・・・。美味しさのあまり社長にLINEしたら飲み過ぎ注意アラートを返信されてしまったのでした。(笑)


さて、今夜も帰ったらカボス酎ハイがワタクシを待っていますね♪


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