シールのプロが教える！〜両面ステッカー（糊面印刷）〜

こんにちは、エイコー印刷の谷山です。

今回も工場で不思議な印刷方法を見つけちゃいました！きっと皆さんも見たことある糊面にも印刷された両面ステッカーを今回は深堀りしてご紹介したいと思います。

それでは早速本日の主役を・・・

表面に可愛いイラストが印刷されたステッカー！スリット入りの剥離紙をめくると・・・

表と同じ絵柄が出てきました！（かわいい〜！）

これをガラス面に貼ると両面から同じ情報が見える両面ステッカーになります。通常両面に印刷されたシールは太陽の光があたると透けてしまいがち。しかし、ひと手間加えて透けにくい使用になっています。

当社の印刷方法やこのステッカーの使用用途を今回は営業のUさんに教えていただきます！

広報（以下：広）「Uさ〜ん！！教えて下さ〜〜い！！」

●仕組み

Uさん（以下：U）「今回担当する営業のUです。よろしくお願いします！」

広：「お願いします！」

U：「まず、今回のポイントは何と言っても素材の選定。白コートと呼ばれるPET素材を使用しています！」

広：「凄い！裏面がシルバー！！」

U：「シルバーがあることによって透けを防止しています！選ぶ素材によっては、裏面が透けて大変なことになってしまうんです・・・」

広：「わッ・・・。これはせっかくの可愛いイラストが勿体ないことになっていますね・・・。」

U：「そう。せっかく作ったのに見る人に情報が伝わりにくいですよね。太陽の光があたるとどうしても印刷物は透けてしまいがちですが、白コートによって透けることを防いでくれます！今回は耐光性インキを使用しているので、長期間日が当たる場所に貼っても色褪せしにくい仕様になっています！」

広：「Y（イエロー）は色褪せしやすいですもんね・・・！」

●印刷方法

U：「さっそく印刷方法についてご紹介します！」

広：「待ってました！！」

U：「まず糊面の印刷をしてきます。・・・がここで注意！！貼り付け面を印刷する際、配置する絵柄は反転させなければいけません！！」

広：「わッ！！表と同じデザインで刷ると貼った時にイラストも文字も反転してるッ！！」

U：「しかもこの後は白コートを貼り合わせるので、（剥離紙をめくらないと）ピンホールや印刷ミスをしてしまうと確認できなくなってしまいます・・・」

広：「怖すぎる・・・しっかり印刷時から確認が必要ですね！！」

●ステッカーの使用用途

広：「最近は飲食店でもスマートフォン決済を使えるお店や、WEBで予約できるお店も増えましたよね！」

U：「そうやね！飲食店の店頭には「〇〇で予約できます！」とか「〇〇使えます」などのステッカーも増えてきましたね。実はあれも両面ステッカーであることが多いです！他にも車にも表裏から情報が見えるステッカーもあったりするので、是非見つけてみてくださいね！」

広：「『デザインのひきだし49』サンプル付録で製作したシールも表裏から違う絵柄が見えて面白いですよね！（製作事例はコチラから）デザインによって使用方法も変わりますね！！」

Uさん：「皆様もガラス面に貼るステッカーを作る際に一工夫加えてみてはいかがでしょうか？透けにくく、絵柄もはっきり見えるステッカーを作りたい方はコチラからお待ちしておりますッ！」

皆様のおすすめのサービスも両面ステッカーを使ってPRしてみてはいかがでしょうか？今後も更新してまいりますので、是非お楽しみに！

それでは今回はこの辺で。