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LINE WORKS×Apple Watchを活用したDX化について

こんにちは、エイコー印刷の谷山です。

今回は受注、進捗管理、工程管理といった煩雑なコミュニケーションについて、LINE WORKS と Apple Watchを用いたDXに挑戦!大きな成果が出たのでご報告します!これからDXに挑戦したい、取り組んでみたものの中々上手くいかなかった・・・という方にも是非ご参考に頂けますと幸いです!

これまで当社も多くの製造業者の皆様がかかえている、営業と現場の「言った・言わない」といった入れ違いが(繁忙になればなるほど)起こる悩みを抱えており、確実性の高いコミュニケーションの手法がないものか・・・と悩んでおりました。

ITリテラシーが高いとはいえない当社のメンバーが使いやすいアプリはなんだろうか・・・と思案をめぐらせた結果、普段使い慣れているLINEと似た操作性ならば、と「LINE WORKS」を採用。狙い通り一気に浸透し、営業の受注状況や納期の確認など、抜け漏れのないコミュニケーションツールとして導入直後から成果を生んでくれました。ところが運用しているうちに新たな課題に直面することになったのです・・・。

導入に至るまでの経緯と後日談を踏まえながら、支給された日の様子をお伝えしたいと思います!





いつもと変わらないある日。なんだか朝からいつもよりテンション高く、頻繁に席を外す社長。上機嫌な様子を横目にあいも変わらず記事のネタに飢えていたワタクシ。「この勢いで社長なんかネタになるようなことしてくんないかな・・・」なんて考えていると工場長が社長に1枚のメモを渡していた。



工場長(以下:工):「社長、バンドのリストです。お願いします。」

社長(以下:社):「おっ!どれどれ・・・ん?副工場長Mサイズでいいの?」

工:「ピッタリサイズが良いらしいんですけど、Lでも良いと思います。」



何の話をしているのやら分からなかったワタクシだったが、新しいネタの香りがプンと香った。



社:「谷山さん、取材案件だよ!」

ワタクシ(以下:ワ):「(待ってましたっ・・・!!)どんな内容ですか!?」

社:「いや、実は製造部署の各リーダー4名にApple Watchを支給しようと思ってるんよ。」

フヮッツ!???想像の斜め上すぎる回答に驚きが隠せない。毎度のことながら何を考えているのだ。。。


ワ:「Apple Watch・・・そんなの何のために買うんですか・・・(ワタクシも欲しいんだけど。マジ。)?」


社:「今LINE WORKSの通知に中々現場のスタッフが気付いてくれないことがあって。忙しいとスマホなんて見れないじゃん。だから通知をApple Watchの振動で伝えられるように出来たら、と思って。営業からの通知が手首で確認できるから、レスポンスも早くなるし便利じゃない?」


営業の連絡を作業中の手元で確認できるDXってこと?それ結構すごいのでは。。。


ワ:「めちゃくちゃいい案ですね!Apple Watchがあれば振動で新しい仕事が入ったことに気づけますし、機械を動かしているときにわざわざスマホ見なくても良いんですものね。」


最近やたらと社長がApple Watchにご執心だと思ったらこんなこと考えてたのか。人知れずテストしていたってことですか。DX的なカイゼンアクションにワタクシの取材心にも火が付いた…!!


かくして素敵なプランを告げられて数日が経ったある日、会社にApple Watchの入った段ボールが到着!開梱すると毎度お馴染みの美しいパッケージが。




さすがApple製品。箱を触るだけで幸せになれる質感。
(3つ並べて90度傾けた箱を置くとピッタリ収まるのね。初めて気づいた・・・凄・・・)


自分が撮った写真を確認している隙に、社長はApple Watchを抱えて早足で工場へ。


ワタクシが到着した頃には工場の一角で部署のリーダーが集まって、Apple Watchの開封会+セットアップが始まっていた。



普段見ることのない社員の表情に微笑ましく、いつもよりも色んな角度で写真を撮りながらあることに気付いた。



ワ:「一人ひとりバンドの色が違うんですね!!わっ、I先輩のバンド可愛いですね!めちゃくちゃIさんらしさが出てて似合ってます!」


I(包装):「でしょ〜!!一目惚れしたんよ〜」


ワ:「皆さん選ぶバンドそれぞれが個性出ててめちゃくちゃいいですね〜!!」


Apple製品の個性を出せる素晴らしさに感動しつつ各々セットアップを開始。




リーダー達は全員iPhoneを使用しているため、セットアップも簡単。なんとiPhoneとの同期はApple Watchに出てくる模様をiPhoneのカメラで読み取るだけで設定完了。(この時、iPhone自体のストレージが不足していると不具合が出て同期できないので要注意!)


ウキウキしながら設定を進めていく人もいれば、なかなかセットアップ方法が上手く出来ていない人も・・・。社内でApple Watchを使っているUさんも事務所から降りてきて、セットアップ方法を伝授している。きっと最新モデルが羨ましかったんだろうな。ぷぷ。



個々の設定が終わり、テスト通知として普段使っているLINE WORKSのグループにメッセージを送ってみると…



おお。。。皆少年少女みたいな顔になりながらその振動を受け止めている。


工:「おっ!こんな風に通知が来るんか!」

副工場長(以下:副):「これなら通知に気付きやすいですね!」


初めて触るデバイスに慣れるために各自いろんな設定をしながら持ち場に戻り、その後事務所内では…


Kさん(営業):「Apple Watch支給されてから、1分もかからないうちに納期回答が来てます…!」


現場のレスポンスは爆速化。お客様に即納期回答が出来ると営業にも大好評。



Apple Watch支給から一週間ほど過ぎた頃、各リーダーの方がどんな風に活用しているのか話を聞いてみることに。


ワ:「Apple Watchの使い心地いかがですか〜?」


副:「いや〜、やっぱ便利やね。営業のみんなにすぐ回答できるし、何よりお客様に早い納期回答できていることが嬉しいかな!」

工:「そーやなー。前とは違って意識からも変わったかな。頻繁に気づくようになったし、どんなときでも腕に装着しているから通知にも気づけるし!」

E(検査):「返信に気づきやくすくて、作業中でも確認できるのがすごくいい!」

I(包装):「仕事とは関係ないけど、健康にも気をつけるようになったかな!1日の目標歩数を決めれるから、仕事終わりでもあと少し運動しようかな・・・って意識的に歩くようになったよ!」





いかがでしたか?

Apple Watch支給後の社員の満足度・一人ひとりの意識も高く、コミュニケーションが開拓されたようにも感じました。かくして、当社の作業効率がまた一段と向上。今後もお客様に最高品質のシールを届けられるよう現場は進化し続けています!!


今回のブログについてキチンとまとめた内容はPRTIMESで発信しています。今まで抱えていた課題やカイゼン策に至るまでを詳しくご覧いただけますので是非御覧下さい!

あーーー、、、私も、、、もらえないすか社長。。。





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