シール・ラベルを印刷機や加工機を使って製造しています。
工場の責任者として工場全体の工程・品質などを現場のオペレーターが効率的に仕事ができるように調整しつつ、
必要があれば機械のメンテナンスも行います。
現場、営業、お客様、この3つをバランスよく調整していくことも私の仕事ですね。
お客様にご迷惑をお掛けしないように納期の調整や品質に注意したり、オペレーターにモチベーション高く
仕事に取り組んでもらえるようにコミュニケーションをとったり、工場全体がスムーズに動くことを常に意識しています。
お客様の満足度はもちろん大事にしています。でも、極端にお客様の方を向きすぎていても、スタッフがついてきてくれないんです。
板挟みで辛いときもありますが、みんなが気持ちよく仕事ができる環境が作れるように頑張っています。
私は高校卒業後に新卒で入社して以来、ずっとエイコー印刷で働いています。
シールにも印刷業にも全く興味がなかったんですが、当時の担任の先生からエイコー印刷を勧められたことがキッカケになりました。
「様々なシールを製作しているちょっと珍しい会社で、別府でこんなすごい事業をしている企業は他にはない」と、
強く勧められたんです。この先伸びると思うから行ってみないか?ということで、
面接を受けさせて頂いて採用となり、今年で16年目になります。
今思えば、勧めてくれた先生には感謝ですね。働くことができて良かったと、心から思っています。
みんな仲が良くて、和気あいあいとしていますね。
例えば、営業部と製造部の仲が険悪な会社の話を
よく聞きますが、弊社ではそういう面はありません。
むしろ仲がいいと思います。
職場全体がアットホームな雰囲気だというのは、
すごくいいことだと思っています。
言いたいことも言い合えますしね。
年齢が近いスタッフが多いのもあるのでしょうが、
社長の影響が大きいんじゃないかなと
個人的には思っています。
自分たちの仕事に対する取り組みを
黙って見守ってくれて、とても規模の大きな仕事や
技術的にすごく難しい仕事でも、
自分たちが考えた方法を尊重して挑戦させてくれるんです。
実は入社後しばらく、この仕事が向いていないんじゃないかと思っていました。
細かい作業が得意でもなかったですし、就職前はシール製造に具体的なイメージも持っていなかったので、
「こんなに繊細な仕事をしているのか」と慣れないうちは自分が本当に続けていけるのか不安でした。
慣れるまではミスも多くて、苦しい時期も正直ありましたが、社長や周りのスタッフの方に支えられてやってきて、
自分が結婚して子供ができたことと、後輩が増えたことをきっかけに、前向きに意識を変えていこうと思いました。
お客様からの技術的な要求や納期などのご相談で、これはちょっと無理じゃないかな、というような条件をクリアできたときや、
お客様に喜んでもらえた時に達成感を感じます。
営業スタッフからも「こんな風にお客様が喜んでくれたよ」というフィードバックがあるので、
努力が報われたという実感が得られて嬉しいですね。
折角お客様から頼って頂いているので、厳しいご相談にも最初から「NO」を言わず、ポジティブにお応えしようと意識しています。
その他に、会社がもっと良い環境になるにはどうすればいいか、会社から必要とされる人材とはどんな人か、
どうすればそういう人材が増えていくのか。工場長という立場で会社に貢献できることを積極的に考えるようにしています。
苦しい時期に社長やスタッフに見守ってもらっていたと思うので、今、恩返しをしている最中なんです。
まず、働きやすさは一番の魅力だと思いますね。
社員同士の雰囲気のよさも弊社の強みではありますが、
「休むときはしっかり休む、働くときはしっかり働く」
というように、プライベートも充実させながら
働くことができる環境づくりができています。
エイコー印刷は「やりたい」と思ったことは、
どんどんやらせてもらえる会社です。やる気さえあれば、
自分の可能性にどんどんチャレンジができます。
私自身が工場長という立場上、
みんなのお手本でなければならないと考えていますが、
スタッフ同士で日々の課題に取り組むことで互いに刺激し、
成長を目指す環境づくりを大切にしています。
例えば工場のスタッフが何かミスをしたら、そのミスは
本人だけの問題ではなくて、部署のみんなで次からどうすれば同じミスを防げるかという対策を必ず考えて実行する。
こういう小さな穴埋め作業を共有しながら
繰り返していくことで、みんなで同じ方向を向いて
成長し続けられる環境づくりをしていきたいですね。
仕事の向き・不向きは、実際に働いてみないと分からないこともあると思うので、
まずは3年間頑張ることを目標にしてもらえたらと思います。
どんな仕事でも、初めたばかりの頃は全員未経験者。初めから全てが上手くいく訳がありません。
むしろ出来ないことの方が多いと思います。先輩に教えてもらったり、一生懸命自分なりに工夫していくうちに、
少しずつ出来ることが増えてきて視野が広がってくるものです。
3年も続けていると一通り自分の身の回りの仕事がこなせるようになりますし、先輩後輩との人間関係も出来てくると、
弊社の特徴でもある”協力しながら仕事をこなす文化”を感じられて、より楽しくなってくると思います。
私自身、入社当時は合わないと思った仕事を16年も続けられている理由は、
仕事内容よりも人間関係が大きかったんじゃないかなと思うんです。それが何よりも「働きやすさ」に繋がっているような気がします。
特に、上司や先輩、経営者など、上の立場の人を好きになれないと、どうしても仕事がしんどくなってしまいますよね。
私はエイコー印刷で、尊敬できる上司、社長の元で働けて、サラリーマンとしてこんなに幸せなことはないと思っています。
今後入社して頂く皆さんにとって、私の上司のように慕ってもらえる上司でありたいと思っています。
是非一緒に良い製品を作りながら、会社を盛り上げていきましょう。
工場長 奥本 侑大のインタビューを動画でご紹介しています。